普段、クルマを運転していて、意外と多く見かけるのが停止線でピッタリ止まらない車両です。住宅街の中にある小さな交差点や横断歩道手前の一時停止線でオーバーランしてしまった事はありませんか?その逆で、隣の車線の車が交差点の停止線までかなり遠い位置で信号待ちしていたり。
一時停止が必要な場面では、停止線を越えてしまうと違反とされてしまう事もあります。また周りから見て停止線まで遠い位置で止まる車両は後続車をイライラさせてしまったり、少々危険な割り込み等を誘発してしまうことも。
そこで!
最近ではフロントビューモニター搭載車も増えてきましたが、そんなもん付いていないよ・・って方に向けて、運転席側のドアミラーを利用することで停止線までの距離を測る方法を紹介します!
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1,事前準備
- ドライビングポジションはバッチリですか?
- 白線がハッキリしている駐車場等でトライしてください

写真の程度まで白線に詰めて停車してみましょう
試される際は他車の邪魔にならない様に配慮を忘れずにお願いします。
2,運転席側のドアミラーでチェック

とりあえず最初は写真のように、ミラー下端と白線が合わさる位置で停車してみましょう。そして、クルマから降りて実際にどの程度近付けているのかを見てみます。もしも線を越えてしまっていたり、逆に離れすぎてしまっていたら、その位置から前進or後退してクルマの先端が白線の直前になる位置まで車を動かしてみます。

自車の場合を例にすると、ミラー下端に白線を合わせた停車位置だとまだちょっと白線までは詰められていなかったので、少し前進しました。

そうすることで、写真のように最初は青線(狙っている白線=停止線までは少し手前の位置)で停車して、2回目では赤矢印の分だけ移動したので、写真の赤矢印の範囲内(青い線~黄色い線までの間)に停止線を留めておけば、著しく手前だったりオーバーランせずに停止線の近くで止められるということになります。
写真の黄色線よりも白線が後ろ(赤枠の範囲)になってしまった場合は、停止線を越えてしまうことになるので、自車の場合はドアミラーの取り付け部分を目安に停止線までの距離を測れば、だいたい停止線でピッタリに停車できます。
※乗られている車種や運転者の体格によっては上記とは見方や合わせ方が異なりますので、目印になりそうなものを見つけてから試してみてください。
3,注意点と例外
・注意点
前述の方法は、運転手の頭の位置が低いか高いか、または前か奥かによって見え方が変わってしまいます。適切と思える位置にドライビングポジションを調整して、ご自身の体格に合わせた「基準」をしっかりと見つけていないとズレが生じて目測を誤ってしまいます。
・例外
一方通行出口の一時停止線などの、運転席側から停止線が目視できない場合は当然ながら通用しません。助手席側に目印を設けておくか、ポール型の「止まれ」道路標識などで代用して停止線位置を探る必要はあります。

4,最後に
停止線でピッタリ止めるゾ!といったようなことは、車に慣れてくると忘れがち(気にしなくなってしまいがち)になると思いますので、近所のスーパーへ買い物に行った時や、どこかへおでかけして駐車する際に、何回か試してみることをオススメします!いかなる時もピッタリ止められれば、ドライバーの力量の差を示せるようになりますよ~。
↓カートップさんの記事では停止位置の解説があるので参考におすすめです。
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