【アドパワーの効果】燃費向上を自車で検証【マツダ CX-3 体験談】

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いまどきは様々な燃費改善アイテムが出ていますが、貼るだけカンタンな特殊シールでいかに変化するかを簡易的に試したデータを紹介します。

結論は少々の改善でデメリット無しです。

1,アドパワーで得られるとされる効果

写真の製品はディーゼルエンジン用
  • エンジンのパワーとレスポンス(応答性)の向上
  • エンジン内部の防汚効果付与
  • エンジンの燃焼効率改善による燃費向上
  • 排ガス(黒煙)の削減

これらの効果を特殊なシールで静電気を抑制し、主にエンジンの燃焼に必要な空気の取り込みをスムーズな流れにすることで効率的なエンジンの燃焼をサポートするものです。

2,検証方法

①車両情報
 MAZDA CX-3 1.5L DIESEL / AWD(4WD) / 6MT
 新車購入後6年経過 / 73,000km

②比較用の旧車両状態
 ・21/4/28 17:00 曇り
 ・内蔵外気温計18℃~19℃
 ・エンジンオイル交換後約600km
 ・エアエレメント新車から無交換
 ・残燃料3/4
 ・ドライバー1名乗車
 ・暖気後5分経過
 ・軽油添加剤(2回添加後)
 ・タイヤ空気圧 250kPa(4輪冷間時)
 ・アドパワー未装着

③検証時の車両状態
 ・21/4/30 9:30 晴れ
 ・内蔵外気温計19℃
 ・エンジンオイル交換後約620km
 ・エアエレメント新車から無交換
 ・残燃料3/4
 ・ドライバー1名乗車
 ・暖気後5分経過
 ・軽油添加剤(2回添加後)
 ・タイヤ空気圧 250kPa(4輪冷間時)
 ・アドパワー装着

④検証した道路
 川沿いの国道片側2車線バイパス 1.5km直線区間
 ②比較時は緩やかな下り勾配(川下方向)③検証時は緩やかな登り勾配(川上方向)

⑤走行条件
 50km/h、4速、オートクルーズにて固定した条件

⑥比較検証に用いた値
 内蔵されている瞬間燃費計の値

3,アドパワーの取り付け方法

2022/1追記
以前はエアクリーナボックスの内側へ貼り付けが推奨されていましたが、最新情報では「エンジンに繋がるエアダクト側のエアクリーナーボックスの上に貼り付ける」事でも効果が実証されたとのことです。

そのことから、部品の取り外しなどをしないでもよくなったので、更に誰でも簡単に取り付けられるようになりました!

エアクリーナーボックスを開いて、ボックスの内側をきれいに汚れを落とし、エンジン側の吸気口付近にしっかり貼り付けるだけのカンタン装着です。

車種によりますが、DIYとしては比較的簡単で5分~10分もあれば作業は終えられると思いますので、「みんカラ」などを利用して挑戦された方が良いでしょう。

※両面テープの粘着部はきちんと脱脂&圧着ができていれば外れない程強力でした

4,検証動画

旧車両状態の瞬間燃費
アドパワー取り付け後の瞬間燃費

5,簡易的な検証の結果

アドパワー装着前:瞬間燃費 44.4km

アドパワー装着後:瞬間燃費 45.5km

どこまで信用できる数値かは不明瞭ですが、実際にはアドパワー装着前後で同条件の場合に自車の個体では1.1kmの差が見られました。(長距離の比較はできていません)

また、他の方のレビューにもありましたが、確かに体感としてアクセルの反応が良くなった感覚があり、発進時にややクルマが軽くなったようにも感じました。(あくまで気がする程度ですが)

最新の車種では技術の進歩から複合的な燃費向上のための効率化が詰められていると考えると、年数が経過した車両の方が効果を感じやすいかもしれません。

6,アドパワーの注意事項

アドパワーは使用年数(交換の目安)が決められています。両面テープの粘着強度の耐用年数が2年との事で継続して使用するには交換が必要になってきます。

また、エンジンタイプ、排気量、馬力別に車種によってそれぞれ必要枚数が異なりますので、よく確認されてから購入を検討された方が良いと思います。

(実は購入した後でパッケージの裏を見て、自車にはアドパワーが2枚必要だったことを知りましたが、検証結果が良かったのでこのまま使用しています)

7,まとめ

  • エンジンのパワーとレスポンス(応答性)の向上 は微増
  • エンジン内部の防汚効果付与 は不明
  • エンジンの燃焼効率改善による燃費向上 は微増
  • 排ガス(黒煙)の削減 は不明

2年毎の交換や必要枚数の多さに抵抗感を抱かない方にとって、特に走行距離が増えている車両では、燃費改善の効果が感じられた為おすすめできるといえるでしょう。

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